こんにちは、おたけです。
この度は、S16にて人生2度目の最終レート2000を達成することができました!!
ここまで本当に苦労したし、一生2000に辿り着けないのではないかと不安でいっぱいだったので、非常に嬉しいです、、
おたけについて知らない方もたくさんいると思いますが、僕のことをご存じの方は、おそらく僕が過去に書いた記事↓を読んだ方だと思います。
この記事を書いたときはまだ最終3桁にギリギリ乗るくらいで、記事に書いた通り、最終レート2000なんて夢のまた夢で、辿り着き方も全く分からなかったです。。
しかし、そこから少し考えを改めて、上記の記事の内容をベースにしてさらに大きく構築の組み方を見直し、改善を加えました。その努力が実を結び、S14に初めて大台である最終レート2000を達成することができました!
つまり、自分の中で、3桁の番人だった頃から今までの改善点が明確であり、言語化できていると信じています。
今回の記事では、上記のように僕がレート2000を達成するために具体的に実践したことを皆さんに共有したいと思います。
もちろん、それぞれ自分の課題は異なると思うので、「この記事の内容を実践したら必ずレート2000にいける!」という保証はどこにもありません。しかし、僕はこの考えを自分の構築に加えて成果が出たのでそれなりに自信があります。構築の組み方に悩んでいる方や、レート2000をどうしても達成したい方は是非最後まで読んでみてください!
記事の概要
先に結論を言うと、僕が最終レート2000を達成するために最も大きく加えた改善点は、「ダイマ択の解消」です。剣盾のダイマックス環境では、これが強い構築を組むための本質だと感じています。ですので、そのように感じた背景から説明し、その後に具体的にどうやって解消したのかを説明していけたらなあと思っています!また、「ダイマ択の解消」以外にも実践したことがあるので、そちらも加えて説明したいと思っています!是非最後までお付き合いください、、
サムネ用。ヒバニーきゃわいすぎないですか、、(きいさんに提供いただきました)
背景
僕が初めて最終2000を達成したS14の1つ前、S13の最終順位は693位でした。この時はすでに3シーズン連続、計4回目の3桁後半であり、自分のポケモンの成長が明らかに止まっているように感じていました。このまま一生3桁後半を取り続け、「3桁の番人」として居座り続けるのかという絶望とともに、このままでは絶対ダメだ、構築の組み方をイチから見直さないと!という気持ちになり、一念発起して頑張ることを決意しました。
当時使っていた構築は、という並びで、相手の地面タイプを誘いながら壁を張ってで剣舞して全員倒すというのがコンセプトでした。環境最強であるに強い並び・展開であり、環境に刺さる動きを考えられていたと思います。
しかし、結果は3桁後半止まり。僕は、今の構築がなぜ勝てないのかをひたすら考察しました。
その時に気づいたキーワードが、「ダイマ択」です。
例えば、の壁に対して相手はを後投げし、こちらがに引いた際にが剣舞してきたとします。ここで早速ダイマ択が発生してしまいます。相手の裏にがいる場合、相手がに引くならこちらは剣舞が正解、相手のがダイロックをしてくるならこちらもダイマックスするのが正解です。ここのダイマ択の問題は、相手が取ってくる行動は相手によって違うため、択の運要素が強いことです。当時の構築が展開構築だったので、ダイマ択を一時的に避けるための引き先もおらず、ここの択に勝利するしか勝ち筋がなくなってしまい、運に頼ることになって安定して勝つことができませんでした。
上記のように、たとえ環境に刺さる動きを軸にしたとしても、ダイマ択に勝たないと役割破壊されて負けてしまうことが頻繁にありました。なので、S14の構築はなるべくダイマ択をしない立ち回りができるように工夫しようと決めました。
具体策
S14では、相手のダイマに合わせて引き先が用意できるように「サイクル構築」を組むことにしました。これに関しては個人の好みなので、ダイマ択を解消するためには必ずサイクル構築を組むのがベストとは限りません。僕は元々攻めサイクルが最も性に合っており、相手のダイマをタイプや数値で受けることしか解決策が思いつかなかったので、とりあえず攻めサイクル構築を使うことに決めました。
サイクルの中でダイマ択に勝つ方法として、僕は以下の3つの戦略を考えました。
1. 有利対面で積み技を使い、相手がダイマを切らざるを得ない状況を作ってから裏に引く
2. 蜻蛉やボルチェンなどの対面操作技を使い、相手の不意のダイマに対して逃げる
3. 相手のサイクルを先に崩壊させて数的優位を取り、相手がダイマによる全抜きしか勝ち筋がない状態を作る
上記3つのいずれかの戦略を盛り込むためには、次のような役割のポケモンを構築に採用する必要がありました。
・相手のダイマを枯らせるポケモン ⇒ 高速回復技持ち、高耐久
・相手のサイクルを崩壊させられるポケモン ⇒ 火力アップアイテム持ち
・蜻蛉、ボルチェンで対面操作できるポケモン
これらを満足するポケモンを相性補完で組み合わせて構築を組む事で、柔軟な立ち回りで相手に先にダイマを切らせる展開を作ることができました!
具体例として、僕がS14で組んだ構築を使って説明します。
→
・相手のサイクルを崩壊させられるポケモン
→鉢巻水、眼鏡
・対面操作できるポケモン
→
→
これらのポケモンを採用しました。想定した立ち回りは、
・で悪巧み、で竜舞し、相手のダイロックやダイアイスに対してに引く
・、で先に相手のポケモンを1匹倒し、相手のダイマは、で受け切る
などなど、どんな選出をしても相手のダイマを枯らす動きができるように補完を考えて構築を組みました!
もちろん、上記の組み方以外にも、こちらが初手ダイマをする展開も有効だと思っています!相手がダイマしてもしなくてもこちらの正解択がダイマになるからです。
ステロ欠伸や壁展開など、展開構築が好みの方にはあまり参考にならず申し訳ないです。サイクル構築が好きな方は是非参考にしてみてください!
その他意識した事
以前に書いた記事で、「環境に刺さる動きから構築を考えるべき」という話をしました。僕が最終2000を達成した時はさらにステップアップして、「構築の各ポケモンがそれぞれ環境に刺さる動きを持っている」ことを理想としてポケモンを選びました。
例えば、
・鉢巻水
→やをワンパンできるし、受け出してくる物理受けはインファ+ダイアイスで落とせる
・→環境トップのの前で悪巧みができる。悪巧みからのボルチェンで相手に負荷をかけつつダイマを枯らせる
・眼鏡
→終盤流行した、の並びを1匹で崩壊させられる
・HB
→流行していた鉢巻悪の暗黒強打を確定耐えし、ドレキスで無傷で突破できる。
・HD
→環境にいる特殊エースは
、、あたりが多く、それら全てを受けられる
・アッキ
→、などの物理アタッカーに対して相手から見えない受けポケモンになれる
このような、環境で流行しているポケモンに対して明確に強い動きを持っていると選出がしやすくなるため、相手の6匹に全対応できる可能性が高くなり、選出択を回避することができます。
まとめ
以上の考えをまとめると、強いサイクル構築を組みたい時はまず初めに、
環境に流行しているポケモンに対して強い動きができるポケモンや並びを考える
その次に、
それらのポケモンから、ダイマ択を回避できるポケモンに絞り込む
最後に、
相性補完を考慮して6匹の並びを考える
この流れで構築を組む事ができれば、間違いなく上位で戦える構築が組めると確信しています。僕が2度目の最終2000を達成したS16も、まさに上記の3つの手順を意識して構築を組む事ができたからこその結果です。
構築の組み方に悩んでいたり、なかなか結果が出ない方はもう一度自分の構築を見直し、「ダイマ択の解消」を意識して構築を組んでみると、成長の糸口が掴めるかもしれません!
今後も僕は、さらなる高い壁である最終2桁を目指して、構築、プレイング共に精進していこうと思っています。また気づきがあれば記事を書くので、是非twitterをフォロー頂き、皆さんと目標達成目指して高め合える仲間になりたいです!!
Twitterのリンク↓↓
今後とも宜しくお願いします。