こんにちは、おたけです。今期は最低限の目標であった最終2桁に一歩及ばず、非常に悔しさが残るシーズンでした。とはいえ、自身の過去最高順位を更新できたため構築記事に残そうと思います。
結果
TNおまゆ 最終149位
使用構築
※レンタルコードしばらく残すので使ってみてください
コンセプト
・最低限のタイプ受けをしつつ、なるべく対面的に相手を崩していく
・弱保ダイナで有利対面コスモパワーを積んで相手を破壊する
・相手が積み技で応戦してきたら、裏のメタモンでコピーする
構築経緯
先期のダイマ無しルールで使用していて、個人的に禁止伝説ありルールで最強だと思っているコスモパワー弱保から組み始め、
コスモパワーに対して積み技で強引に突破してきた際の切り返しとして、
と最も相性がいい
を自然に採用しました。
上記の3匹でほとんど全ての攻めサイクル構築に対応できる一方で、このままではなどの受けサイクルを絶対に突破できないので、最も受けサイクルと同居している
に強く、受けを崩せる命の珠
を採用しました。副産物として、初手ダイマ⇒
による詰ませのプランを取るためのダイマ駒として大活躍してくれました。
上記の4匹では軸に対する勝率が低いため、
に強く、かつ対面選出する際の
以外の切り返し駒として
を採用しました。
最後に、メタモンによる切り返し戦術が効かない+
のような構築に対しての勝率を上げるため、草結び採用のチョッキ
を採用し、
の並びで構築が完成しました。
個体紹介
@いのちのたま
特性: ちからもち
性格: 意地っ張り
技構成: アクアブレイク/じゃれつく/あなをほる/アクアジェット
実数値: 207(252)-112(252)-100-*-100-71(4)
調整意図: HAぶっぱ
解説:
本構築の禁伝枠。相手の禁伝とまともに打ち合うことができる最強ポケモン。主に初手に出してダイマするか、相手にダイマの圧力をかけて裏に引くかという使い方をしていました。命の珠を持たせることで相手が想像している何倍もの火力を出せるので、相手がダイマをしてこなかった時は必ず相手のポケモンを1匹以上倒してくれました。数的優位さえ取れればという最強の詰ませポケモンが裏に控えているので、
のおかげで受け攻め構築のような立ち回りができて戦略の幅が広がりました。あなをほるを採用することで、
に同居している
を崩しつつ、後続と打ち合えるようになります。個人的に5本の指に入るくらい大好きなポケモンなので、また構築にいれることができて非常にうれしいです。
@弱点保険
特性: プレッシャー
性格: 臆病
技構成: ダイマックス砲/マジカルフレイム/コスモパワー/自己再生
実数値: 241(204)-*-147(252)-166(4)-117(12)-170(36)
調整意図:
S: ガブ抜き
HB: 悪ウーラオスの鉢巻暗黒強打を受けるためなるべく高く
HD: 命の珠サンダーのC-1ダイジェットを高乱数で受けられる程度
解説:
本構築の第2の禁伝枠で、構築の軸となるポケモン。一度コスモパワーを積んだ時の圧倒的耐久力と、弱保が発動した時の火力、耐久振りなのにほとんどのポケモンの上を取れる素早さ、全てを兼ね備えた最強ポケモンでした。先にコスモパワーを積んでしまえば剣舞のないに対面で勝てるし、取り巻きの
にも強いため、対
軸相手でも5分以上の戦いができました。後述するスカーフ
ととても相性が良く、
は剣舞しないと
を突破できない、剣舞すると
にコピーされるという究極の2択を迫ることができます。マジでオススメの個体なので皆さんも是非使ってみてください。
@食べ残し
特性: ビーストブースト
性格: 腕白
技構成: ヘビーボンバー/宿り木の種/守る/身代わり
実数値: 204(252)-121-170(252)-*-121-82(4)
調整意図: HBぶっぱ
解説:
と相性のいい物理受けで、構築のダイマ枯らし役。とにかく倒すのが難しく、一度数的優位を取ってしまえば
と合わせて最強の双璧を作ってくれます。特に対
は最強で、本当にうまい
使いの方以外は全部TODで勝ちました。ヘビーボンバーがダイスチルの媒体になるため、無理矢理ダイマを切って要塞化し、相手が積んでくると
でコピーするという動きも強かったです。
@突撃チョッキ
特性: 威嚇
性格: 意地っ張り
実数値: 196(252)-216(252)-110-112-100-112(4)
調整意図: HAぶっぱ
解説:
最終日前日に構築に入ってきた助っ人外国人であり、今期のMVP。チョッキを持たせることで命の珠に打ち勝つことができます。相手視点は
受けに見えるため、初手に
と対面すると全員ダイジェットしてくれるので、返り討ちにしていました。後続から出てくる
は
でコピーして切り返し、最後は
で詰めるという安定した立ち回りで
軸と戦うことができました。草結びを採用することで、
などのステロ欠伸展開も阻止することが可能でした。初手で相手のポケモンに威嚇を入れておくことで、裏の
で受けやすくなるとう副産物もあり、本構築の最後のピースとしてぴったりでした。一度1600位まで低迷してからこのポケモンを採用し、10連勝くらいしてレートを戻したので間違いなく最強の助っ人でした。
@のろいのおふだ
特性: ばけのかわ
性格: 陽気
実数値: 131(4)-142(252)-100-*-125-148(148)
調整意図: ASぶっぱ
解説:
本構築の補完枠であり、主に対軸と対
軸で選出しました。選出は少なかったですが、おかげで最終日は
軸への勝率もよく、対面選出をしたい時に切り返しの駒として活躍してくれたので入れてよかったとは思いました。
解説:
本構築の切り返し役で、主に軸にのみ選出しました。こいつがいないと
対面で積まれ放題なので、この構築で最も重要な役割を持つポケモンです。色んな人が使ってる色んな型の
をコピーできて楽しかったです。たまに
の技配置がおかしくて一番上がワイボみたいな人がいて、何回も押し間違えたので
の一番上の技は絶対巨獣斬じゃない方がいいです。
総括
今期は最低でも最終2桁を目標として頑張ってきましたが、そううまくはいかず惜しい結果となりました。ただ、シーズンを重ねるごとにどんどん構築のパワーが上がってる実感があり、苦しみながらも着実に成長しているなあという実感はあります。今期は過去最高順位でしたが、終わった瞬間は悔しさが10割でした。そして、1桁を目指しているトップランカーたちは構築が強いのは当たり前で、それにプラスして選出や立ち回りが完璧で、まだ自分には及ばないことを肌で感じることもできました。正直このルールは飽きましたが、努力をやめてしまってはこれ以上の世界に辿り着けないので、またリフレッシュして頑張ってみようと思います。