おたけのおへや

ポケモン剣盾シングルレート専用。結構独特の型や構築を考えるので、参考になれば幸いです。

【剣盾S11】火炎玉ゲンガー軸【最終491位, 最終レート1884】

こんにちは、おたけと言います。

今シーズンも最終3桁という最低限の目標を達成したので

構築記事を書こうと思います。

デフレ環境+リアルが忙しくてあんまりレートは高くないですが、

構築自体はかなり自信があるので

ぜひ最後まで見ていってください!

 

来期から冠環境が始まるので、環境考察の需要はほぼ0だと思います。

そこで今回の記事は、環境考察ではなく構築の組み方にフォーカスして構築紹介をしていきたいと思います。僕が以前に投稿したポケモン初心者から最終3桁に辿り着くまでに必要な考え方」という記事 (下記参照) の流れに従って説明していきます。来期から環境がガラッと変わる中で、新しく構築を組む際に参考になれば幸いです。

参考記事↓↓(まだ読んでない方いたら是非読んでみてください)

omayupoke.hatenablog.com

 

構築紹介

 

【結果】

TNおまゆ 最終491位 最終レート1884

 

【使用構築】

f:id:omayupoke:20201101133419j:plain

レンタルコードはすぐ消します

 

【構築経緯】

ここを今からかなり丁寧に説明します。ポケモンの型だけ知りたい!って方は最後まで読み飛ばしてください。最終3桁目指している方や、構築組むのが苦手な方は是非目を通してみてください!

 

先に、上述の記事で紹介した、僕が構築を組む際に極めて重要だと考えているポイントをおさらいしておきます。

 

・構築の組み始め

環境で頻発する相手の行動に強い動きを構築の軸とする

 

・基本選出の決定

⇒なるべく対応範囲を広くし、不利対面を作らないようにする

 

・裏選出の決定

基本選出が苦手とする構築に強い、かつ対応範囲が広い選出にする

 

・弱点の補完+型の調整

⇒基本選出+裏選出でも苦手なポケモンにめっぽう強いポケモンをラストに添える

 

ざっくりこんな感じです。詳しく知りたい方は上述の記事を読んでみてください。

上記を踏まえ、今期にどのような戦略で構築を組んだか説明します。

 

構築の組み始め

以前書いた記事で僕が最も重要だと述べた、構築の組み始めです。

とにかく、環境で頻発する相手の行動に強い動きを構築の軸にすることが重要だと考えます。

今シーズン僕が着目したのは、相手の「催眠f:id:omayupoke:20201027182308j:plain対策」です。

今シーズンは催眠f:id:omayupoke:20201027182308j:plainの流行により、初手f:id:omayupoke:20201027182308j:plainに対してラム持ちポケモンを合わせて初手ダイジェットする動きが非常に多く見られました。

ですので今期は、初手火炎玉f:id:omayupoke:20201027182308j:plainのトリックで相手のラムを奪いつつ火傷を押し付ける動きを構築の組み始めとしました。ポケモンの型を変えるだけで、相手からは見えない形で相手の頻発する動きをメタれる理想の組み始めができました。

 

基本選出の決定

次に、火炎玉ゲンガーと相性のいいポケモンを考えました。トリックによって相手の初手ダイマポケモンが火傷を負い、火力が低下しているのでそのポケモンを逆に起点にして積んでいけて、かつタイプ相性がいいのろいf:id:omayupoke:20201027183820j:plainが相方として適任だと思い、採用しました。このf:id:omayupoke:20201027182308j:plainf:id:omayupoke:20201027183820j:plainを基本選出として、ラスト1匹は相手の構築に刺さっていそうなエースポケモンを選出することにしました。

基本選出を決める際に重要なのは対応範囲の広さです。基本選出でなるべく不利対面を作らないこと。これに関してはf:id:omayupoke:20201027182308j:plainf:id:omayupoke:20201027183820j:plainの技構成で工夫しました。まず、初手の火炎玉ゲンガーで対応が難しいのは特殊ポケモン。もっと言うと、裏のカビゴンも高火力特殊アタッカーの対応が難しい。そこで、f:id:omayupoke:20201027182308j:plainには催眠術を採用して特殊ポケモンにも仕事ができるようにし、f:id:omayupoke:20201027183820j:plainには地割れを採用して、ダイアースで特防を上げたり高耐久ポケモンにも地割れで形勢逆転できるようにしました。

 

裏選出の決定

次に、f:id:omayupoke:20201027182308j:plainf:id:omayupoke:20201027183820j:plainでは対応が難しい場面を想定しました。ゲンガーに催眠術を採用しているとはいえ、ラムジェット以外でゲンガーの対策をしている構築には弱いため、その場合に安定した立ち回りができる裏選出を考えることとしました。相手が考えうるラムジェット以外の初手ゲンガー対策は大きく分けて以下の3種類を想定しました。

 

1. ゲンガーより速い特殊ポケモンで殴ってくる

2. ボルチェンや蜻蛉でタスキを削ってからゲンガーより速いポケモンを展開してくる

3. 初手ゲンガーミラー対面を作ってくる

 

上記の1.~3.のいずれの展開に対しても比較的有利な立ち回りができる動きとして、HBオボンf:id:omayupoke:20200901023935p:plainによる後攻ボルチェン展開を考えました。1. や2. は相手の様子を見て後攻ボルチェンで対面操作可能であり、3. の初手ゲンガーも催眠外しや最速起きまで考慮すると、ある程度f:id:omayupoke:20200901023935p:plainのHPを残した状態で裏のポケモンにつなげると考えました。f:id:omayupoke:20200901023935p:plainを採用したのは、その対応範囲の広さが理由です。物理ポケモンには鬼火を打て、特殊ポケモンには怪電波を打てることから起点にされることはほとんどなく、安全に裏のポケモンにつなぐことができます。フォルムをヒートロトムにした理由は後ほど説明します。

次に、ロトムで後攻ボルチェンをした後に有利対面を作りやすい相棒を探しました。ここで意識したのは先ほどの初手ゲンガー対策1.~3.です。2. に関してはこの時点で相手の裏が不明なので、特に1.の速い特殊ポケモンと3.のタスキが削れたゲンガーに対して有利対面を作れるポケモンを考えました。

まず1.の速い特殊ポケモンの対策。仮想敵としてスカーフf:id:omayupoke:20201027192223j:plainf:id:omayupoke:20201027192811j:plain、初手ダイマf:id:omayupoke:20200901023405j:plainなどが考えられたので、それらに強く出られるチョッキf:id:omayupoke:20201027194304j:plainを採用しました。f:id:omayupoke:20200901023935p:plainf:id:omayupoke:20201027194304j:plainという並びだと相手のf:id:omayupoke:20200901023058j:plainにかなり不利をとるので、ラスト1匹は

・3. のタスキが削れたゲンガーに強い

・パッチラゴンに後出しからでも抗える

 

の2つの条件を満たすポケモンとして、スカーフf:id:omayupoke:20201027204717j:plainとスカーフf:id:omayupoke:20200901023058j:plainが挙がりました。しかし、スカーフf:id:omayupoke:20201027204717j:plainだと地面技をf:id:omayupoke:20201027192223j:plainf:id:omayupoke:20201027192811j:plainにスカされた時にサイクル不利になってしまうことが懸念され、一方でスカーフf:id:omayupoke:20200901023058j:plainは、f:id:omayupoke:20201027204717j:plainf:id:omayupoke:20201027205127j:plainに電気技、f:id:omayupoke:20200901023608j:plainf:id:omayupoke:20201027205233j:plainに竜技をスカされた時にf:id:omayupoke:20200901023935p:plainf:id:omayupoke:20201027194304j:plainで十分後出し対応可能なので、スカーフf:id:omayupoke:20200901023058j:plainの方が適任だと判断し、裏選出が決定しました。パッチラゴンを使う以上、フェアリーの一貫は切っておきたかったのでこの時にロトムf:id:omayupoke:20200901023935p:plainでの採用としました。

 

弱点の補完

最後に、ここまでの5匹ではガマゲロゲf:id:omayupoke:20201101115814j:plainモロバレルf:id:omayupoke:20201101120047j:plainがとても重かったので、弱点の補完としてf:id:omayupoke:20201101115814j:plainf:id:omayupoke:20201101120047j:plainにめっぽう強いポケモンを入れるのがセオリーですが、どうしても相棒のf:id:omayupoke:20201101120325j:plainを入れて記事を書きたい!!と思ってしまったのでラストはf:id:omayupoke:20201101120325j:plainを採用しました。f:id:omayupoke:20201101115814j:plain対策でエナボ、f:id:omayupoke:20201101120047j:plain対策でエアスラを採用し、対面で確実に勝てるようタスキを持たせました。これ以上解説することはありません、、

 

以上のような経緯で今期の構築が完成しました。自分が書いた記事通りに構築を組むことができました!構築の組み方に悩んでいる方は、この先述の記事やこの記事を是非参考にしてみてください!

 

【個体解説】

 

f:id:omayupoke:20201101120325j:plain

クワガノンきあいのタスキ

性格: ひかえめ

特性: 浮遊

実数値: 153(4)-*-110-216(252)-95-95(252)

技構成: ボルチェン/エナボ/エアスラ/堪える

調整意図:

火力特化。無振り60族は抜けるよう準速に。

解説: 

相棒枠。ゲロゲを対面で倒したり、後述のヒトムが刺さっていない時の対面操作要因として採用しました。ゲロゲを倒すためにエナボ、バレルに打点を持つためにエアスラ、相手のダイマを枯らすために堪えるを採用しました。後半結構選出し、活躍してくれたので大満足!でも選出率はダントツ最下位です、、

 

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ゲンガー@火炎玉

性格: おくびょう

特性: 呪われボディ

実数値: 139(28)-*-101(164)-158(60)-96(4)-178(252)

調整意図: 

いろはさんが動画で紹介していた有名な調整。

https://www.youtube.com/watch?v=ZxB07vKSZJo&t=249s

ウーラオスの水流連打耐え調整。

解説: 

構築の軸。初手に出てきてラムジェットをするポケモンに無理矢理火傷を押し付けてカモにする。この動きが想像以上に決まることが多く、脳汁がたくさん出ました。ラムジェットしてこなさそうな特殊ポケモンと対面してしまった時も、催眠術でなんとかしていました。どう考えてもシーズン6最強ポケモン

 

f:id:omayupoke:20201027183820j:plain

カビゴン@フィラのみ

性格: わんぱく

特性: 食いしん坊

実数値: 267(252)-131(4)-128(252)-*-130-50

技構成: 空元気/地割れ/鈍い/リサイクル

調整意図:   普通のHBぶっぱ。

解説:

前述のf:id:omayupoke:20201027182308j:plainが相手のポケモンを火傷させた後、そいつを起点に鈍いを積んでいきます。火炎玉トリックが決まった後のこのポケモンは絶対に止まらない。めちゃくちゃ強かったです。モジャハピや受けルにも勝てるように地割れを採用していたのでかなり対応範囲も広かったです。

 

f:id:omayupoke:20200901023935p:plain

ヒートロトム@オボンのみ

性格: ずぶとい

特性: 浮遊

実数値: 157(252)-*-174(252)-125-127-107(4)

技構成: 鬼火/怪電波/ボルチェン/オバヒ

調整意図: 

HBぶっぱ。パッチのダイジェット+ダイドラグーン耐え。

解説: 

間違いなく本構築のMVP。今シーズンこのポケモンが不利をとる対面はほとんどなかったです。ピクシーニンフィアウルガモスあたりが瞑想や蝶舞の起点にしようと出てきましたが、怪電波で逆に起点にしていました。強すぎて何で流行らないのか分からないレベル。怪電波ヒトムの案をくれたひでででででさん、本当にありがとう。

 

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マリルリとつげきチョッキ

性格: いじっぱり

特性: 力持ち

実数値: 175-112(252)-100-*-101(4)-102(252)

技構成: アクブレ/アクジェ/じゃれ/馬鹿力

調整意図: 60族やミラー意識で準速。

解説: 

本構築の裏エース。後述のf:id:omayupoke:20200901023058j:plainが地面タイプを強烈に誘うため、このポケモンの通りがめちゃくちゃ良かったです。相手のポケモンを倒した数はマリルリがダントツで一番多いと思います。昔から愛用していて大好きなポケモンだったので、活躍させることができて非常に満足です!

 

f:id:omayupoke:20200901023058j:plain

パッチラゴン@こだわりスカーフ

性格: ようき

特性: 8割あたるやつ

実数値: 166(4)-152(252)-110-*-90-139(252)

技構成: でんくち/逆鱗/炎の牙/燕返し

調整意図: AS最速。

解説:

特に解説することのない、普通のスカーフパッチ。今期は珠ウラオや珠ゲンガー、スカーフアシレなどが多く、スカーフパッチならこれらをダイマせずにワンパンできるのでかなり環境に刺さっていました。f:id:omayupoke:20200901023935p:plainの後攻ボルチェンで相手のタスキを削りつつ、スカーフパッチを展開するだけであとは無双してくれました。

 

【選出・立ち回り】

1. 基本選出

f:id:omayupoke:20201027182308j:plainf:id:omayupoke:20201027183820j:plain + f:id:omayupoke:20200901023058j:plain or f:id:omayupoke:20201027194304j:plain

初手ゲンガーの火炎玉トリックが刺さっていそうな構築に出す選出。とにかく初手で相手に火傷を押し付けて、カビゴンで鈍いを積むというとてもシンプルな戦い方です。

 

2. 裏選出

f:id:omayupoke:20200901023935p:plain or f:id:omayupoke:20201101120325j:plain   +   f:id:omayupoke:20201027194304j:plainf:id:omayupoke:20200901023058j:plain

ヒトムで鬼火や怪電波を撒いたり、後攻ボルチェンで対面操作をしたりして安全に後続につないで抜いていきます。なるべくヒトムのHPは残しながら再展開できるよう立ち回りました。

 

【最後に】

最終3桁を目指す方に向けて書いた記事が想像の100倍好評いただき、今期はその面目を保つためにも何としてでも最終3桁に乗せたかったので、とても安心しました、、相棒のクワガノンや大好きなマリルリを活躍させることもでき、この上ない満足感でシーズンを終えることができました!今期はリアルが忙しくてあまりポケモンに時間を費やせなかったので、本気が出せればもっと高い順位を目指せたのではないかと思っているのでそこは少し残念です。ただ、シーズンを重ねる毎に構築の組み方はどんどん上手くなっているという実感はあるので、来期の冠環境は本気でレート2000目指して頑張ろうと思います!!これからも上を目指して挑戦しつつ、勝てなくて悩んでいる方のためになる記事もどんどん書きたいと思っているので応援よろしくお願いします!!

ポケモン初心者から最終3桁に辿り着くまでに必要な考え方【ポケモン剣盾シングルレート攻略】

はじめまして、おたけと申します。

 

今回、色んな目的があってタイトルのような記事を書く運びとなりました。

ポケモン強くなりたいけど4桁にすら上がれない、、」

「強い人の構築使ってるのに全く勝てない、、」

こんな悩みを抱えている方は是非最後まで読んでみてください!!

 

ここに目次を入れるか迷いましたが、飛ばし読みして欲しくないという思いから入れないことにしました。時間無いから要点だけ説明しろ!っていう方はこの記事を読まなくても結構です。本気で強くなりたい。そんな野望を抱いている方のみこの記事に目を通してみてください。

 

記事を書く目的

1. ポケモンというゲームには、「強い人」と「弱い人」の間に何か分からない大きな壁が存在しているように感じています。そして、自分は現在ちょうどその間の位置にいると認識しています。なので、この記事を読んで下さった方がスムーズにこの壁を越えられるようにその懸け橋になりたい!!

 

2. そして、もう一度自分が成長してきた軌跡を振り返ることで、思考を整理し、ポケモンが「強い人」になりたい!!

 

3. この記事を通して、ポケモンプレイヤーとしての自分をもっと沢山の人に知ってほしい!つまり宣伝!

 

読者の方々が気になるのは1. だけだと思うので、1. の目的を達成できるように今からつらつらと書いていきます。2. と3. は後語りとして最後に書くので、気になる人だけ見ていってください。

 

記事の概要

僕が5桁の時代から最終3桁に辿り着くまでの「実践したこと」「成長したこと」「思考の変化」を余すことなく洗い出し、その中からこれだけは間違いなくランクアップの要因になったという項目だけを抽出して、細かく説明します。

 

また、この記事の結論はポケモンは構築ゲ―」です。もちろん、これは最終3桁に到達するための結論であり、その先の強者さん達がどのように考えているかは分かりませんが、、

 

上記の結論に至った経緯を説明するために、軽く自己紹介を混ぜながらこれまでの成長の軌跡を遡っていきます。

 

自己紹介+成長のきっかけ

僕は、サンムーンは対戦エンジョイ勢、剣盾S1から勝ちたいと思って真剣に対戦に取り組んできました。S1, S2は人に言うのも恥ずかしいような最終順位で、それ以降は半ば諦めモードでポケモンから離れていました。鎧の孤島が解禁してS7からポケモンを再開し、S7, S8は700戦近く潜って本気で頑張りましたが、最終は3000位付近。もう3桁なんてずっと辿り着けない領域だと感じていました。そんな時に、とある2つの構築記事を読み、僕のポケモン成長日記に急展開が訪れました。その記事を読んで、「構築の組み方」が180度変わり、次のS9で最終616位、レート1935を達成しました!

 

上記の経緯があるので、僕がこの記事を通して最も伝えたいのは

「強者と初心者での、構築の組み方の決定的な違い」です。

もちろん、5桁から最終3000位までいけたときに意識した事も盛り込んで説明します!

 

前置きが長くてすいません。本題にうつります。

 

最終3桁に必要な考え方

僕が最終3桁に辿り着くまでに非常に重要だと感じたことは、下記の2つです。

 

1. 構築の組み始め

2. 構築の微調整

 

1.について。ポケモン初心者の時って、構築の組み方が本当に分からないんですよね。何から手を付けていいものか。。で結局強い人の真似をして組んでみるものの、うまく使いこなせずに不採用。なんてことは皆さん経験されていると思います。そんな悩みをお持ちの方々の助けになれるよう、今から全力で解説します。

 

2.について。対戦してると構築の弱点が見えてくるのでポケモンを変えたり型を変えたりするけど、変えてからの方が勝てなくなってしまった、、なんてこともすでに経験済みだと思います。僕はやっと最近調整する度に構築が安定してくるようになりました!そのあたりの自分なりのコツを説明します!

 

1. 構築の組み始め

まず、なぜ構築の組み始めが重要なのか。それを初めて理解したきっかけが、先述した2つの構築記事を読んだときでした。まずはその2つの記事を紹介します。無断でリンクを貼るので、怒られたら消します。

1つ目: S8最終2位のくろこさんの構築記事

shar965.hatenablog.com

 

2つ目: S8最終47位のいろはさんの構築記事

irohapoke15.hatenablog.com

 

これらの記事を読んだときに、とある共通点を見つけました。

それは、構築を組み始める時に、お二方は「強いポケモン、強い並び」を軸にするのではなく、「強い動き、強い立ち回り」を軸にしていたことです。

 

例えば、くろこさん。「エースバーン」というポケモンが強いから構築の軸にしたのではなく、「エースバーンの強い制圧力により相手のダイマを誘い、蜻蛉帰りで対面操作をする動き」が強いから構築の軸にしたと書かれています。

 

いろはさんも同じ。「ミトム」が強いから構築の軸にしたのではなく、「ミトムを見て出てくるポリ2に対してスカーフトリックを押しつける動き」が強いから構築の軸にしています。

 

これらの記事を読む前の僕は、とりあえず環境トップメタの強いポケモンから何となく構築を組み始めて、相性補完で何となく基本選出が決まり、対戦を重ねて弱点を見つけてから微調整するという何とも根拠のない組み始めでした。

 

この曖昧な組み方では、まず間違いなく勝率は5割になります。

なぜなら、この組み方はポケモン対戦をかじってる人ならみんなやってるから。

この組み方のプレイヤー同士で対戦すると、だいたい選出じゃんけんになります。

 

もう少し詳しく解説すると、

どんなに強いポケモンでも、対面すると不利なポケモンは必ず存在します。

エースバーンが流行ると、それに強いアッキカバルドンが流行ります。

ゴリランダーが増加するとトゲキッスは増加します。

つまり、「強いポケモン」を軸に構築を組んでも、その頃には「そのポケモンに強いポケモンがとっくに流行しているのでそう簡単には勝たせてくれません。

 

しかし、ここで「エースバーンの蜻蛉で対面操作する」という動きを軸として考えてみてください。相手はエスバを見て流行りのアッキカバルドンを投げてきそうですよね。そこに蜻蛉を合わせてカバに強いポケモンを展開できそうですよね。そうすると、自ずと次に採用したいポケモンが決まってくるはずです。当時の環境だとエスバに後出ししてくるのはアッキカバ、威嚇ギャラ、威嚇ウインディあたりです。ゆえに、これらに強いポケモンを2体目に置けばいいこととなります。

 

上記のように、「環境で頻発する相手の行動」に強い動きから構築を組み始めると、必然的に勝率は上がります。なぜなら、その展開は頻発するから。

 

参考までに、僕が最終3桁を達成した時の構築の組み始めも紹介します。

omayupoke.hatenablog.com

 

この時の僕は、「HB威嚇ギャラを見たら相手は必ずポリ2を後投げしてくる」ことを対戦経験から知っていました。なので、この局面で「交換読み交換で眼鏡ジバコイルを合わせる」動きを構築の組み始めにしました。

 

以上が、構築の組み始めがいかに重要であるかの説明です。

お分かり頂けたでしょうか。。文章だと伝わっていない気がして心配です。。

とにかく、「環境で頻発する相手の行動」をメタれる動きを考える。構築の組み方に悩んでいる方は是非実践してみてください!

 

2. 構築の微調整

さて、1. で強い動きを軸にして構築を組んでから、対戦を重ねるうちに構築の弱点が見つかってくると思います。僕は、構築が完成するまでに下記の3つの壁を乗り越えなければならないと感じています。

 

① 基本選出の決定

② 裏選出の決定

③ 弱点の補完+型の調整

 

①~③を順番に詳しく説明していきます。

 

①基本選出の決定

僕は、基本選出を決めるにあたって重要なことは下記の2点だと思っています。

 

・環境に頻出する相手の行動をメタれていること (1.構築の組み始めで解説済み)

・対応範囲をなるべく広げること

 

「対応範囲を広げる」とはどういうことか。

簡単に言うと、不利対面を極力少なくすることです。

 欠伸という技はなぜ強いのでしょうか。

ボルチェンという技はなぜ強いのでしょうか。

その答えは、不利対面を作りにくいからです。

 

例えば、ゴリランダーがグラススライダーを打った時にトゲキッスを後投げされた場合を考えてみてください。その後の展開にゾッとしませんか?悪だくみからの全抜きで敗北しそうじゃありませんか?

対策は大きく分けて2つ。

1. ゴリラに蜻蛉を採用して対面操作する

2. キッスに後投げから対応できるポケモンを裏に添えておく

 

上記のような方法で、いかなる状況でも不利対面を作らないようなポケモンを3体選ぶとそれが基本選出になります。

まあ、これを考えるのが一番難しいんですが。一方でここがポケモンの楽しいところだと思います。

1点補足しておくと、上記で紹介した「不利対面は裏のポケモンで対処する」方法はいわゆる「サイクル構築」の組み方です。一方で、「そもそも不利対面を作らないように道具や技を工夫して、交換をなるべくせずにゴリ押す」方法が「対面構築」です。これらはコンセプトこそ異なりますが、目的は同じで「不利対面を作らない」です。とにかくこれを意識して基本選出を考えることをおすすめします。

 

②裏選出の決定

 ①の基本選出で相手の全ての立ち回りに対応可能であることが理想ではありますが、実際は苦手なポケモンや苦手な並びが必ず存在します。ここで、それらのポケモンに強く、かつ対応範囲も広い裏選出を考えます。これもほんとに難しい、、僕の経験上、基本選出が強くてもここがイマイチだと最終4桁前半止まりです。逆に、最終3桁を達成した時はここがバチっとハマっていました。

 

自分の話ばかりで申し訳ありませんが、S9の具体例を用いて説明します。

S9の僕の構築の基本選出はf:id:omayupoke:20200901022158j:plainf:id:omayupoke:20200901021746j:plainf:id:omayupoke:20200901021606j:plainでした。対戦を重ねていると、f:id:omayupoke:20200901022947j:plainf:id:omayupoke:20200901021606j:plainの並び、f:id:omayupoke:20200901023935p:plainf:id:omayupoke:20200901023012j:plainf:id:omayupoke:20200901023058j:plainの並びに弱いことに気づきました。そこで、裏選出としてf:id:omayupoke:20200901023608j:plainf:id:omayupoke:20200901024204j:plain(ガラル)@1を採用することで対応しました。この並びは環境に多かったカバポリにもちゃんと回答があり、当時の環境ではかなり広い範囲で対応可能であったため、構築の安定感が格段に上がりました。

ここで重要なのは、アシレマッギョの並びは環境でおそらく僕しか使っていないため、選出段階で相手からこの並びは予想できないことです。相手視点では、必ずギャラジバコに強い選出(初手ウーラオス、初手ダイマドラパなど)を組んできます。そこにこの裏選出を合わせて対応するというのがコンセプトです。

つまり、理想は基本選出のメタに対し、相手から見えにくい対応策を持つ裏選出です。

 

ここで、裏選出を考えるときのコツをいくつか紹介します。

 

1つ目は、「基本選出で苦手なポケモンや並びをBOXに並べる」です。ちゃんと苦手を把握し、可視化することで、それらをずーっと眺めていると突然ひらめいたりします。

 

2つ目は、「BOXにいる育成済みのポケモンで対応しようとしない」です。ポケモン初心者の時って、構築をいじるときは解決策もちゃんと見えてこないし、とりあえずBOXにいるポケモンで対策できそうなポケモンをなんとなく採用してしまいがちです。でもそれが最適解である可能性は低く、本当の答えは必ずポケ徹が教えてくれます。なぜなら、BOXにいるポケモンってすでに実数値が決まっていたり、技が決まっていたりとアイデアが浮かびにくいんです。。僕も、BOXを眺めているだけだと間違いなくガラルマッギョには辿り着いていませんでした。ですので、ひたすら良いポケモンはいないかとポケ徹、あるいは素早さ実数値ランキングを眺めることをおすすめします。

 

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

いよいよ、構築の完成に向けた最終章です。

 

③弱点の補完+型の調整

ポケモンというゲームは本当に難しく、ここまで完璧に構築を組んでもまだなお選出されたくない苦手なポケモンが出てきます。ここで、もし基本選出+裏選出が5体で構築できており、ラストの1枠が余っている場合はその苦手なポケモンにめっぽう強いポケモンを採用しましょう。そうすることで、そのポケモンは選出画面にいるだけで相手の苦手なポケモンの選出を抑制してくれます。それでも出されるときはもう諦めます。

あるいは、すでに採用している基本選出や裏選出のポケモンの型を変えて対策してみることをおすすめします。

 

ここで重要なのは、ポケモンを変えずに型を変えること。

どうしても勝てないポケモンがいると基本選出や裏選出のポケモンを変えたくなりますが、そこは我慢すべきだと僕は考えます。なぜなら、

自分の構築のポケモンを変える=選出画面での相手のプランが変わる

からです。

 

例えば、

どうしてもアシレーヌが重いから裏選出にナットレイを採用する

といった大胆な変更をしてしまうと、今まで選出されにくかったリザードンが頻繁に選出されるようになり、またリザードンの対策が必要になって、、、

と、結局新たに重いポケモンが誕生し続けます。

 

一方で、

どうしてもアシレーヌが重いから裏選出のポケモン全員がアシレへの打点を持った技構成にする

といった型の変更は、選出画面で相手から全く見えないので、相手のプランは全く変わりません。ゆえにこちらも今まで通りの安定した立ち回りができます。

 

上記の理由から、どうしても重いポケモンへの対策は極力型のみの変更で対策することをおすすめします。それでも重くて勝てないならもうその構築は解散しましょう。

 

 

長々と説明をしてきましたが、僕が最終3桁に到達するまでに極めて重要であると感じた構築の組み方の説明は以上となります。結論は、ポケモンは構築ゲ―」です。これからも、さらなる高みを目指して完成度の高い構築を考えていきたいと思います!ここまで読んで下さった方々、本当にありがとうございました。皆さんのポケモン上達の助けになれたら幸いです。

 

後語り

なかなか勝てなくて悩んでいる方の助けになりたいという大きな目的の一方で、ポケモンガチ勢としての自分についてより多くの人に知ってもらい、よりたくさんの人と大好きなポケモンについて語りたい!という裏の目的があってこの記事を書くこととしました。なので、この記事を読んで参考になった!とかおたけとポケモンの話がしたい!と思ってくださった方は、ぜひTwitterのフォローとこの記事の拡散をよろしくお願いします!!ポケモン大好きな方はいつでもウェルカムです!!

 

また、この記事はあくまで最終3桁に辿り着くためのコツの紹介であり、その先の最終レート2000や最終2桁への辿り着き方は僕も全く分かりません。そこだけはご了承ください。。誰か教えてくれ。。

 

最後になりましたが、いつもものすごく参考になる記事を書かれていて、この記事を書くモチベを作ってくれたAIM-HIGHの皆さん、本当にありがとう!今期もがんばろう!

 

Twitterアカウント

twitter.com

 

【剣盾S9】おさかなさん構築 【最終616位,1935】

初めまして、おたけと言います。

今回、初めて最終1900越え、最終3桁を達成したので、

構築記事を書いてみようと思います。

まだまだ強者には敵いませんが、1か月本気で考えて

満足できるユニークな構築ができたので、

ぜひ最後まで見ていってください!

 

使用TN: おまゆ

 

【結果】

最終616位

最終・最高レート1935

 

 

【使用構築】※最終日

f:id:omayupoke:20200901012426j:plain

※技の並び汚くてゴメンナサイ

 

 

【コンセプト】

タイプ受けでサイクルを回して勝つ

 

 

【構築経緯】

先期に引き続き、ポリ2と対面させて相手に高火力を押し付けられるアナライズ眼鏡f:id:omayupoke:20200901021606j:plainと、タイプ相性補完が完璧で、エスバに対して後投げができるHBf:id:omayupoke:20200901021746j:plainを構築の軸とした。次に、相手のHBギャラを誘ってf:id:omayupoke:20200901021606j:plainと対面させるために、スカーフとんぼf:id:omayupoke:20200901022158j:plainを採用し、この3体を基本選出とした。ここまででとても重いf:id:omayupoke:20200901022947j:plainf:id:omayupoke:20200901023035j:plainf:id:omayupoke:20200901023405j:plainf:id:omayupoke:20200901023935p:plainf:id:omayupoke:20200901023012j:plainf:id:omayupoke:20200901023058j:plainのうち、f:id:omayupoke:20200901022947j:plainf:id:omayupoke:20200901023035j:plainf:id:omayupoke:20200901023405j:plainf:id:omayupoke:20200901023935p:plainに対してどんな型でも処理可能な弱保f:id:omayupoke:20200901023608j:plainを採用。残りのf:id:omayupoke:20200901023012j:plainf:id:omayupoke:20200901023058j:plainを受け出しで相手できるポケモンいないかなぁと考えていたところ、f:id:omayupoke:20200901024204j:plain(ガラル)が目に止まって採用。最後に、白いチンスラ運ゲポケが嫌いだったので、f:id:omayupoke:20200901023003j:plainがエースの構築に負けることが多かったので、受け出しから完封できるD特化チョッキf:id:omayupoke:20200901024506j:plainを採用して構築が完成した。

 

【個体解説】

 

f:id:omayupoke:20200901021606j:plain

ジバコイル@眼鏡

性格: ひかえめ

特性: アナライズ

実数値: 177(252)-*-135-200(252)-111(4)-71

技構成: ラスターカノン/10万/ボルチェン/守る

調整意図:

HCぶっぱ。火力優先。

無振り60族の下からアナライズを発動させるためにSの個体値を少し落とした。

 

解説: 

構築の軸。後述のHBf:id:omayupoke:20200901021746j:plainに対して相手はポリ2を後投げしてくることが多かったので、それに合わせてこのポケモンを投げる。有利対面を作れば相手のポケモンを1匹倒してくれる最強火力ポケモンだった。ちなみにHDポリ2もラスカノのDダウンや10万痺れを含めてゴリ押すことが可能で、対ポリ2は凍らない限りほぼ全勝だった。相手のダイマを枯らしたり、ダイウォールしたい場面が多かったので守るを採用したが、これも使用感が良かった。ボルチェンしそうな場面でラスターカノンを押すと相手の地面タイプが倒れていった。



f:id:omayupoke:20200901021746j:plain

ギャラドス@カゴの実

性格: わんぱく

特性: いかく

実数値: 202(252)-145-144(252)-*-120-102(4)

技構成: 竜舞/滝/地震/眠る

調整意図: 

とにかく受けるためHBぶっぱ。

 

解説:

構築の軸。くろこさんの眠カゴギャラが超強そうだったので参考にした。↓

https://shar965.hatenablog.com/entry/2020/08/02/084645

最終日までは地震のところを飛び跳ねるにしていたが、パッチラゴンやジバコイルに打点を持たせるために地震に変えた。どっちもどっちだった。

エレキボール持ち以外はダイマエスバをこちらはダイマしなくても完封できる。

鬼火や電磁波など撒いてくるポケモンは逆に起点にできるので文句なしのスペックだった。

 

 

f:id:omayupoke:20200901022158j:plain

エースバーン@拘りスカーフ

性格: いじっぱり

特性: リベロ

実数値: 155-184(252)-95-*-96(8)-170(248)

技構成: 火炎ボール/膝/蜻蛉/アイヘ

調整意図:

準速ASで、意地スカエスバミラーで後攻蜻蛉できるようにSを1だけ落とした。

 

解説: 

実はS1の猛火時代から使っている相棒ポケモンリベロ解禁後は相棒と言うのが恥ずかしくなった。準速スカーフf:id:omayupoke:20200901022158j:plainが流行っていたので、ミラーで後攻蜻蛉できる型にしたところかなり使用感が良かった。初手ミラーで相手は先行蜻蛉で威嚇f:id:omayupoke:20200901021746j:plainを後投げしてきたのに対し、後攻蜻蛉でf:id:omayupoke:20200901021606j:plainに引くことで有利対面を作ることができる。もちろんエースとしても超強力で、最強ポケモンだった。火力が不足したり、拘っているせいで最後のスイープに失敗することもあったので珠でも良かったかなと思う。アイヘは重めのミミッキュやキッスに打つため採用。

 

 

f:id:omayupoke:20200901023608j:plain

アシレーヌ@弱点保険

性格: のんき

特性: げきりゅう

実数値: 187(252)-94-121(124)-156(76)-143(56)-72

技構成: 瞑想/ドロポン/ムンフォ/アクジェ

調整意図:

C: 弱保発動時ムンフォで無振りダイマドラパを確定1発

HB: A特化鉢巻ウーラオスの雷パンチ確定耐え、ダイサンダー81.3%耐え

HD: C特化珠ドラバのダイサンダー87.5%耐え

       C特化珠トゲキッスのダイソウゲン確定耐え

 

解説: 

今回の構築記事の見せ所で、唯一自分でちゃんと考えて調整して活躍した自慢のポケモンf:id:omayupoke:20200901021746j:plainf:id:omayupoke:20200901021606j:plainが苦手なポケモンたちを確実に処理してくれた。特に、ウーラオス入りの構築はだいたい初手にウーラオスを選出してくれるので、そこにf:id:omayupoke:20200901023608j:plainを合わせて対面的に処理をした。雷パンチを被弾することが多く、ウーラオスを処理した後の後続に+2アクジェがかなり効くことが分かったのでAを落とさずSを落としてのんきで使用した。瞑想の枠は最初冷ビを採用していたが、後述のf:id:omayupoke:20200901024204j:plain(ガラル)が相手を眠らせた後の積み技が欲しかったので最終日付近は瞑想で運用していた。構築で唯一初手ダイマする機会が多く、3タテした試合も少なくなかった。来期も活躍してくれること間違いなしなので超おすすめ。

 

 

f:id:omayupoke:20200901024204j:plain(ガラル)

マッギョ@食べ残し

性格: わんぱく

特性: ぎたい

実数値: 216(252)-101-166(252)-*-104-53(4)

技構成: 欠伸/ステロ/守る/地割れ

調整意図:

HB: A特化グラスシードゴリラの剣舞ダイジェットを56.3%耐え

 

解説: 

おそらくマッギョを最終3桁に連れて行った最初の人間になれたと思う。多分。あゆみんがyoutubeマッギョを連続投稿したときは流行るのではないかとヒヤヒヤした。が、そんなことは微塵もなかった。このポケモンの耐久力はすさまじく、机上の空論の時点で、最悪の想定としてf:id:omayupoke:20200901024204j:plainの受け出しに対してA特化グラスシードf:id:omayupoke:20200901023012j:plain剣舞し、ダイジェットを打たれた場合に56%耐えるという計算結果が出て「ゴリラが受かる。」と鳥肌が立った。f:id:omayupoke:20200901023012j:plainf:id:omayupoke:20200901023058j:plainはラム持ちが少ないのでほとんどの場合で後出し対応可能だった。f:id:omayupoke:20200901023608j:plainとのタイプ相性も抜群で、f:id:omayupoke:20200901044604j:plainを採用していた頃よりも勝率が格段に上がったため、文句なしのMVP。来期もf:id:omayupoke:20200901023608j:plainf:id:omayupoke:20200901024204j:plainが暴れてくれると期待しています。

 

 

f:id:omayupoke:20200901024506j:plain

ランターン@突撃チョッキ

性格: ひかえめ

特性: ちくでん

実数値: 219-*-85-154(252)-140(252)-96(4)

技構成: 放電/ボルチェン/熱湯/マジシャ

調整意図:

特になし。よくあるCDぶっぱ。

 

解説: 

S1からお世話になっているポケモン。夢御三家解禁前は無双していたが、解禁後はさすがにボックスに眠っていた。この枠は最初f:id:omayupoke:20200901023012j:plainを採用していたが、あまりにも白い悪魔が悪魔だったので再び頼ることとなった。f:id:omayupoke:20200901023003j:plainを選出されることが少なくなり、構築が安定した。出し所を間違えなければ必ず活躍してくれたが、選出率はぶっちぎりの最下位。

 

【選出・立ち回り】

パターン1

f:id:omayupoke:20200901022158j:plainorf:id:omayupoke:20200901023608j:plain +f:id:omayupoke:20200901021746j:plainf:id:omayupoke:20200901021606j:plain

基本選出。f:id:omayupoke:20200901022158j:plainの蜻蛉で対面操作して後ろのf:id:omayupoke:20200901021746j:plainf:id:omayupoke:20200901021606j:plainでサイクルに圧力をかけていく。

基本的にf:id:omayupoke:20200901022158j:plainのHPを温存しながら最後はエースとして立ち回ってもらう。初手ウーラオス展開が読める構築にはf:id:omayupoke:20200901023608j:plainを採用し、対面的に処理。

 

パターン2

f:id:omayupoke:20200901023608j:plainf:id:omayupoke:20200901024204j:plainf:id:omayupoke:20200901022158j:plainorf:id:omayupoke:20200901021746j:plainorf:id:omayupoke:20200901021606j:plain

流行りのf:id:omayupoke:20200901022947j:plainf:id:omayupoke:20200901021606j:plain軸やf:id:omayupoke:20200901023935p:plainf:id:omayupoke:20200901023012j:plainf:id:omayupoke:20200901023058j:plain軸の構築に強い選出。初手は基本的にf:id:omayupoke:20200901023608j:plainで、不利対面はf:id:omayupoke:20200901024204j:plainを後投げして対応。ラストの枠はマッギョが起点を作ってからエースとして刺さっているポケモンを選出。基本はf:id:omayupoke:20200901022158j:plain。ラムや挑発持ちには注意して立ち回ることが必要。

 

パターン3

f:id:omayupoke:20200901022158j:plainf:id:omayupoke:20200901021746j:plainorf:id:omayupoke:20200901024204j:plain +f:id:omayupoke:20200901024506j:plain

f:id:omayupoke:20200901021606j:plainが刺さっていない時や、ロトムキッスを重く見たい時の選出。f:id:omayupoke:20200901024506j:plainは不利対面を作ると積まれて一気にやられるので、注意して立ち回ることが必要。

 

【感想】

S7からポケモンを再開し、何度も3桁チャレンジをしては失敗して落ち込んできましたが、やっと乗せることができました。「人の真似をせず、自分で考える」というモットーでやってきて、ようやく自慢の構築で3桁に乗せることができたので本当に満足しています。来シーズンから大きく環境が変わりそうですが、強者に負けずにレート2000目指して頑張りたいと思います!

 

最後まで読んで下さった方々、ありがとうございましたm(_ _)m

 


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