【結果】
TN ほいけんた 最終83位 最終レート2080
【コンセプト】
・イダイナキバで鬼を破壊する
【構築経緯】
・炎オーガポンの台頭により、生半可なタイプ受けサイクルが通用しない環境になった
・炎オーガポンに強い岩オーガポンを含めた対面構築が大流行した
・オーガポンを強く動かすために、初手からカミで電磁波を撒く展開+対面のような構築へ進化していった
・カミに電磁波を撒かれても強く動かせるハッサムと岩オーガポンを組み合わせた対面+サイクル構築が流行した
・両オーガポンに強く出られるスケショガブが流行した
構築経緯
相手が序盤にエナジーを切る展開が増えたため、序盤に相手のエナジーカミを処理してから最後にこちらのエナジーS上昇をうまく使って全抜きする展開が理想だと感じた。
ステルスロックと合わせると両オーガポン、ガブリアスに強く出られるエースとしてSブーストイダイナキバを採用した。
ステロ要員として、オーガポンやウーラオス、パオジアンに対して行動保証があり、S操作+アンコールで積みの起点回避も可能なコノヨザルを採用した。
2手目のアタッカーとして、オーガポンの上から行動でき、相手に地面弱点になるテラスを切らせやすい最速眼鏡カミを採用した。
サブエースとして、イダイナキバが苦手なエナジーツツミに対して強いゴリランダーを採用した。
ヘイラッシャ+ヒードランを始めとした相手の受け寄りの構築が苦手なため、それらに有利サイクルを展開できる駒としてキョジオーンを採用した。
キョジオーンが苦手な眼鏡カミ、隠密サフゴに強いHD炎オーガポンを採用し、構築が完成した。
@こだわりメガネ
テラスタイプ: 妖
特性: 古代活性
性格: 臆病
技構成: ムンフォ/シャドボ/ジェム/滅びの歌
実数値: 131(4)-*-75-187(252)-155-205(252)
最強のポケモン。コノヨでステロを撒いた後に2番手として繰り出す。相手にテラスを切らせる能力が高く、鋼炎毒テラスを切らせてイダイナキバの一貫を作る役割を持つ。今期はムンフォの一貫がすさまじい構築が多く、出した時は必ず役割を遂行してくれた。なるべく多くのポケモンの上を取りたかったため最速CSにしたが、調整は諸説である。
選出率 3位
@かまどのめん
テラスタイプ: 炎
特性: 型破り/面影宿し
性格: 陽気
実数値: 187(252)-126-104-*-142(204)-150(52)
調整意図:
S: 準速ラオス抜き
HD: ハバタクカミの特化眼鏡テラスムンフォを2耐え
塩の最高の相棒。このポケモンがいるおかげで隠密サーフゴーがいても塩を選出することができる。宿り木の定数でカイリューのマルスケを剥がしたり、相手の積み技に対してアンコールを合わせて起点を回避したり、宿り木+アンコで受けループを崩したり、本当に器用なポケモンだった。
選出率 5位
@グラスシード
テラスタイプ: 岩
特性: グラスメイカー
性格: 意地っ張り
技構成: テラバ/グラスラ/馬力/剣舞
実数値: 199(188)-194(252)-110-*-90-114(68)
調整意図:
S: HBカイリューを大体抜ける程度
A: 特化
H: なるべく高く
最強のポケモン。グラスラが解禁されたにもかかわらず、あまりにも舐められていたため無双しまくっていた。岩テラスにすることでカイリュー、炎オーガポン入りにも選出することができ、新たに弱点となる地面技はフィールドで半減できるため打ち合い性能が非常に高かった。終盤にテツノツツミが増加していたため、出番は想像以上に多かった。
選出率 4位
@食べ残し
テラスタイプ: 水
特性: 清めの塩
性格: 腕白
技構成: 塩漬け/守る/身代わり/再生
実数値: 207(252)-121(4)-184(140)-*-119(68)-61(44)
調整意図:
S: ミラー意識でなるべく高く
残りHBDに振り分け
最強すぎるポケモン。補完枠としての採用なので選出率は低いが、出せた時の破壊力は凄まじい。1匹で破壊しまくったし、単体性能で捲った試合が沢山あった。新しいオーガポンという相棒のおかげでより輝くことができるし、電磁波環境で状態異常にならない特性はさすがに強すぎる。
選出率 6位
@ブーストエナジー
テラスタイプ: 水
特性: 古代活性
性格: 意地っ張り
技構成: 地震/インファ/アイスピ/ビルド
実数値: 221(244)-151-151-*-75(12)-152(252)
調整意図:
S: 素早さが上昇するように最速
H: 物理耐久意識でなるべく高く
あまりにも最強すぎるポケモン。現環境は対戦の序盤でエナジーを切ってくるプレイヤーが多かったので、後発からこのポケモンを通す動きが刺さりまくっていた。電磁波無効、両オーガポンに強い、ガブに強いなど、環境が追い風であったため、コノヨでステロを撒いてこのポケモンでぽこぽこ殴っているだけで勝てる試合が多かった。相手のカイリューがテラスを切ってくるかどうかが人によるため、技選択が難しかった。なるべくカミを先に展開し、カミで相手にテラスを切らせてから最後に出すと通しやすかった。来期は最強の特殊ガチグマにボコボコにされるため、強いかどうかは不明である。
選出率 1位
テラスタイプ: 炎
特性: 精神力
性格: 意地っ張り
技構成: 憤怒/岩封/アンコ/ステロ
実数値: 217(252)-136(4)-113(100)-*-114(28)-138(124)
調整意図:
HB: ウーラオスの鉢巻水流連打確定耐え
S: +1でテツノツツミ抜き
あまりにも優秀すぎるステロ撒き。ウーラオス、オーガポン、パオジアンに対してテラスを切らずに行動保障があるうえに、岩封+アンコにより起点にならないどころか逆に起点を作ってくれる申し分ない脇役。アンコールをケアされないことが多く、カイリューとかが平気でコノヨの前で龍舞してきたり、ウーラオスが剣舞してきたり、舐められていたため活躍してくれた。
選出率 2位
【選出・立ち回り】
・
最もオーソドックスな展開選出。コノヨでステロを撒き、カミで相手に負荷を掛けながらテラスを誘発し、最後にイダイナキバで〆る。
・
カミよりもゴリラが刺さっている時の選出。テツノツツミ入りにはゴリラを積極的に選出したい。ゴリラかキバどちらにテラスを切るかの判断が難しい。
・oror
ヘイラッシャ+ヒードランのような、受け寄りの構築に対してする選出。攻め駒の着地タイミングが重要で、うまく有利対面を作って数的有利を取り、TODで勝つ。
【後語り】
今期は仕事が忙しかったうえに環境の変化が激しすぎたため、最終2桁で着地は十分満足できる結果だと思っている。が、最上位での戦いにまたしても参加できなかったところに自分の実力不足を感じる。最終2桁はかなり安定して取れるようになってきたため、次こそは最上位を目指して戦いたい。